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【参院選候補者の横顔 群馬】(1)堀越啓仁氏(36)民新

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【参院選候補者の横顔 群馬】
(1)堀越啓仁氏(36)民新

 ■ギターで訴える「社会保障」

 下仁田町の寺に生まれ、自身も僧侶の肩書を持つ。実家の手伝いをしながら作業療法士の資格も取得し、11年間、医療現場で仕事をしてきた。

 人生の転機が訪れたのは昨年9月。国会で安全保障関連法が採決され、「危機感を持った」。こうした思いから安保関連法廃止を目的に市民団体を設立し、野党共闘の橋渡し役になろうと活動してきた。しかし、候補者がなかなか決まらず、最後は自らが出馬することを決めた。

 「人生何があるかわからない」。党員になるのも選挙を戦うのも今回が初めて。街頭では中学時代に始めたギターを持参し、「みんなで選挙に行こう」とオリジナルの歌を披露する。初めてであるがゆえの型破りな戦術だが、その姿は定着しつつある。

 政策面では、「消費税を増税しても、社会保障に充てられていない現状に不満がある」と主張し、社会保障の充実を訴える。作業療法士時代から「何らかの形で行政に入らないと、何も変わらない」との思いはずっと抱いてきたという。

 趣味はアウトドアで、自前のキャンピングカーで家族と出かけるのが癒やしの時間。「仕事が終わって、子供たちと食事をするときが一番の幸せ」とも語り、3人の娘を持つ父の表情ものぞかせる。

 出馬表明後は選挙活動で忙しく家族との時間はほとんど取れないが、「それは国会議員になるまでお預け」と若さと歌を武器に、ひたむきに県内を駆け回っている。(届け出順)