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筑西で堆肥製造工場爆発 周辺で停電、ガラス割れる被害も

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筑西で堆肥製造工場爆発 周辺で停電、ガラス割れる被害も

 15日午後0時10分ごろ、筑西市寺上野の農業生産法人「つくば農業生産農事」の堆肥製造工場で「爆発音がした」と複数の周辺住民から110番通報や119番通報があった。

 筑西署や消防によると、当時工場にいた従業員8人と近くの住民にけがはなかった。この爆発で工場と倉庫計4棟の屋根や壁が吹き飛び、周辺の住宅では窓ガラスが割れる被害が出た。現場から約1キロ離れた県立明野高(筑西市倉持)でも、体育館や教室の窓ガラス6枚が割れたという。

 東京電力によると、爆発の影響で電線が断線し、筑西、つくば、下妻各市の2537世帯で停電が起き、現場付近の5世帯を除き、約1時間半後に復旧した。

 同署などによると、同工場では牛糞や鶏糞、スーパーなどから回収した野菜くずなどを発酵させて有機肥料を生産。梱包(こんぽう)のため機械で圧縮作業をしていたという。

 近所の人は「ドーンという大音響とともに、体が浮き上がるほどの振動で、外を見たら白っぽい煙が上がっていた」と話した。

 同署では工場内で発生したガスに引火し、爆発したとみて詳しい事故原因を調べている。