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銀・銅製錬で栄えた大正…川西・東谷地区の魅力知って

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銀・銅製錬で栄えた大正…川西・東谷地区の魅力知って

東谷ズムをPRするポスター(東谷ズム実行委員会提供) 東谷ズムをPRするポスター(東谷ズム実行委員会提供)

 銀や銅の製錬で大正時代を中心に栄えた川西市の東谷地区の魅力を伝えようというイベント「東谷(ひがしたに)ズム」が6月5日、市郷土館(同市下財町)とその周辺で開かれる。

 東谷は安土桃山時代から多田銀銅山の製錬で栄えた。大正2年に能勢電鉄が開業すると、芝居小屋やダンスホールなどが立ち並んだという。同イベントは、当時の盛り上がりを再現しようと、市民らが平成24年から開催。古典楽器の演奏や講談などが行われる。

 今年はイベントに合わせ、明治16年から続く同市見野の和菓子店「上政」が、オリジナルの焼きまんじゅう「からみの刻(とき)」を開発。鉱石から銀や銅を溶け出させた残りの「からみ」と呼ばれる岩をイメージし、あんに栗を混ぜた。

 表面には東谷の文字を浮き出させ、パッケージには当時の街の写真をもとにしたイラストも使用。同店の上野和信社長(62)は「お菓子を通して歴史を考えてほしい」と話す。

 イベントは入場無料。午前10時~午後5時。まんじゅうは午後0時15分から5個入り1千円で100セットを販売。イベント後は同店で取り扱う。イベントの問い合わせは市郷土館(電)072・794・3354。