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昨年の自殺率 岩手がワースト返上

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昨年の自殺率 岩手がワースト返上

 厚生労働省が23日公表した平成27年の人口動態統計の自殺率(人口10万人当たり自殺者数)で、岩手県は23.3(前年比3.3ポイント減)となり、26年の全国ワーストを返上した。代わって25年まで19年連続で全国ワーストを記録した秋田県が25.7(前年比0.3ポイント減)となり、2年ぶりに全国1位となった。

 岩手県は27年度から「自殺対策アクションプラン」に取り組んでいる。26年に全国ワーストとなった自殺率(26.6)を30年度までに23.7にするのが目標だったが、27年の自殺者数は前年より44人少ない297人となり、わずか1年で目標を達成した形だ。

 県保健福祉部で自殺総合対策を担当する前田敬之特命課長は「全国ワーストは返上したが、依然として全国の中で高い順位。年間297人が自殺していることをしっかり受け止め、今後も対策を進めていきたい」と話した。