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心臓病の男児、移植へ24日渡米 1億6千万円の募金目標未達も病状悪化で 京都

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心臓病の男児、移植へ24日渡米 1億6千万円の募金目標未達も病状悪化で 京都

 難病の拘束型心筋症を患う、片坐康祐ちゃん(4)=京都市伏見区=が、心臓移植を受けるため24日に渡米することになった。カリフォルニア州のロマリンダ大学病院へ入院し、臓器提供者(ドナー)が決まり次第、手術を受ける予定だという。

 康祐ちゃんは平成26年11月、3歳のときに風邪で受診した病院で心臓病の可能性があると指摘され、京大病院で精密検査を受けたところ拘束型心筋症と診断された。心臓の筋肉が固くなり心臓のポンプ機能が低下するため心不全を起こし、死に至る難病で、心臓移植しか治療方法はないという。

 康祐ちゃんは昨年、日本臓器移植ネットワークに登録したが、国内のドナー数が少ないため、両親は米国への渡航を決意したという。しかし保険サポートのない米国では膨大な費用がかかるため、有志が「こうちゃんを救う会」を結成し、手術や渡航費用などのため同年12月から1億6千万円を目標に募金活動を行っていた。

 募金は、今月10日現在で1億4301万5079円と目標額に達していないが、病状が悪化し、一刻も早い移植が必要となったため、渡航が決まったという。

 会見した父の宏一さん(55)は「色々な方から力をもらい本当に感謝している。募金を大切にするためにも元気になって笑顔で帰国したい」と話した。

 募金の問い合わせは同会事務局((電)090・8383・1190、ファクス075・320・3665、受付は午後6時~9時)へ。