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柏を「聖地」に! 市民有志らが手作りご当地アニメ

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柏を「聖地」に! 市民有志らが手作りご当地アニメ

 柏市ゆかりのスタッフらによる手作りのご当地アニメーション「超普通都市カシワ伝説」の第1話が動画サイト「YouTube」(ユーチューブ)で公開されている。作品に登場する名所を訪れる「聖地巡礼」を盛んにして、柏を活気づけようと、有志が「できる街プロジェクト」を立ち上げ、インターネットで出資を募るクラウドファンディングで資金30万円を集めて完成させた。ギャグ満載の「ゆるさ」が特徴で、5分間のシリーズ20話の公開を予定している。

 ◆お出かけスポット紹介

 第1話「テガちゃん、登場」は、宿題で手賀沼の生き物を調べる女子中学生2人と不思議な生物「テガちゃん」、謎の恐竜「テッシー」との出合いの話。2人の学校は市内の「あけぼの山農業公園」近くにあるという設定だ。2話以降でも、市内のお出かけスポットでギャグを振りまく。

 同プロジェクトを立ち上げたのは、柏で働く「普通のサラリーマン」の楠本慶彦さん(28)と脚本家の村井真也さん(38)など地元の仲間たち。音楽を担当した渡野辺マントさん、キャラクターデザインの中道裕大さんも柏で活躍中だ。

 ◆声優はオーディション

 声優は昨年11月のオーディションで約50人から選ばれた16~23歳の女性5人。技量だけでなく「柏を愛する気持ち」を重視して選ばれた新人という。

 出資者への感謝も重視し、映像のオープニングにはクラウドファンディング応募者の名前が並ぶ。資金提供した店のアニメCMを制作して公開することも計画しており、「柏愛」の支えで長期の継続的放送を目指している。

 アニメの専門家はいないが映像からは手作り感いっぱいの魅力と、「カシワありき」のこだわりがにじみ出る。楠本さん、村井さんは「アニメを通じて都会でも田舎でもない柏の魅力を知って、足を運んでほしい」と話す。