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阿蘇熊牧場の再建支援へ大阪のホテル会社が出資・経営権

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阿蘇熊牧場の再建支援へ大阪のホテル会社が出資・経営権

 政府系ファンドの地域経済活性化支援機構は、熊本県阿蘇市の観光施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」を運営する阿蘇熊牧場の経営再建を支援することになった。100%減資後、大阪府泉佐野市のホテル会社「スターゲイトホテル」が出資し、経営権を握る計画だ。同機構は出資せず、再生計画の策定などに関与する。6月にも実施する。

 阿蘇熊牧場の小笠原徹朗社長は経営責任を取り、辞任し、スターゲイトホテルの大久保智司社長が兼務する。クマなど動物の飼育は続け、従業員約60人の雇用も維持する。地元特産品の活用や県のPRキャラクター「くまモン」とのタイアップ企画も打ち出す。

 カドリー・ドミニオンは昭和48年に「阿蘇くま牧場」として開園した。平成に入った当初が最盛期で、年間約57万人が来場したが、次第に低迷した。テレビに登場したチンパンジー「パンくん」の人気で、一時盛り返したが、3年ほど前から再び落ち込み、平成27年3月期決算の純損益は、約2億円の赤字となっていた。