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山田町NPO問題 第三者組織、3月に再検証結果報告へ 岩手

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山田町NPO問題 第三者組織、3月に再検証結果報告へ 岩手

 山田町から委託された東日本大震災の緊急雇用創出事業費をNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市、破産手続き中)が不正流用した問題を再検証する第三者組織「山田町NPO事案の再検証に関する有識者会議」の初会合が28日、盛岡市内で開かれた。

 メンバーは、竹中孝弁護士▽内田正之弁護士▽田村泰俊・明治学院大法学部教授▽山口道昭・立正大法学部教授▽山内潔・元会計検査院専門調査官-の5人で、座長は置かない。

 この問題で県は平成25年12月に検証委員会を設置。補助金支出で県の対応に問題がなかったかを検証し、26年2月に「通常の処理としては適切だった」とする報告書を県議会に提出した。しかし、8人の委員中6人が県関係者で、県議会から「県の責任があいまい」として、再検証を求める指摘が相次ぎ、第三者組織は委員全員が県の部外者になった。

 盛岡地裁は19日、業務上横領などの罪に問われた元代表理事、岡田栄悟被告(37)に懲役6年を言い渡している。

 第三者組織は3月上旬に結果を県議会に報告する予定だ。