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没後111年 11月11日「小泉八雲day」 文豪の好物1111円で 島根

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没後111年 11月11日「小泉八雲day」 文豪の好物1111円で 島根

 ■15日まで 一畑薬師・門前店が特別メニュー

 明治の文豪・小泉八雲(1850~1904年)のゆかりの地の一つ、島根県出雲市小境町の一畑薬師一帯で11日、没後111年にちなんだイベント「八雲day」が行われ、八雲の好物を取り入れた特別メニューが1111円で提供されるなどした。

 八雲は1890年11月、滞在中の松江の旅館で働く目を患う女性らと一緒に、「目のお薬師さん」として知られる一畑薬師を参拝。これに着目した一畑薬師観光協会が没後111年の今年、「『1』が並ぶ日におもてなしをして、地域の活性化に結びつけよう」と、八雲dayを企画。門前の飲食店3店舗が、八雲ゆかりの特別メニューを用意した。

 このうち、「もんぜん」は、八雲が好きだった肉を使った肉そば、生卵を8個食べたエピソードから卵かけご飯、夏みかんの生搾りソーダが好きだったことにちなんだユズソーダをセットにした特別メニューを考案。八雲が「へるん」と呼ばれていたことから、「へるんセット」と名付け、1111円で提供した。

 さっそく「へるんセット」を味わった松江市の主婦、青山よし子さん(58)は「卵かけご飯は子供の頃よく食べた懐かしい味。八雲さんが訪れた明治時代はごちそうだったでしょう」と笑顔。他の2店も、親子丼とコーヒーのセットや、精進料理を観光客らにふるまった。

 特別メニューは15日まで、1日5~10食限定で提供。14、15日には境内で108基の灯籠(とうろう)をともす「灯(あかり)めぐり」などのイベントもある。問い合わせは一畑薬師観光協会(電)0853・67・0630。