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圏央道・境古河-つくば中央間、地盤沈下で年度内の開通困難 茨城

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圏央道・境古河-つくば中央間、地盤沈下で年度内の開通困難 茨城

 国土交通省関東地方整備局は、建設中の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)境古河インターチェンジ(IC)-つくば中央IC間で、軟弱地盤に盛り土した場所の一部で予想以上の地盤沈下が進んでいるとして、土木工事9件の入札を取りやめた。同整備局は「開通時期については検討が必要な状況」として、予定されていた今年度内の開通は困難との認識を示した。

 同整備局は今後、専門家による「軟弱地盤対策検討委員会」を設置して対策を検討するとしている。

 圏央道は都心から半径約40~60キロで整備を進めている総延長約300キロの環状の自動車専用道路。県内では、つくば中央IC-千葉県内の東関東自動車道間と境古河IC-埼玉県内の東北自動車道間がすでに開通。残る境古河IC-つくば中央IC間が今年度中の開通を目指して工事が進められていた。

 橋本昌知事は27日の記者会見で「開通が遅れることで企業や一般の利用者には不満があるかもしれないが、安全性などを十分考慮した上で、できるだけ早期に完成させてほしい」と述べた。