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プレミアム商品券がつないだ絆 神戸の2商店街が40年ぶりタッグ

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プレミアム商品券がつないだ絆 神戸の2商店街が40年ぶりタッグ

「水道筋ときめき商店街」では、オリジナルテーマ曲を作成した男性ユニットらのパレードも行われた=神戸市灘区

 神戸市が発行するプレミアム付き商品券「神戸ときめき商品券」をきっかけに、同市灘区の「水道筋6丁目商店街」と、隣接する「水道筋ひだまり商店街」が協力して街の活性化に乗り出した。商品券が使用できる11月30日まで、期間限定で両商店街の名称を「水道筋ときめき商店街」とし、2つの商店街のマップを作成し、オリジナルソングも作った。ひだまり商店街代表で、ときめき商店街実行委員長の大(だい)源(げん)武教さん(50)は「これを機に、2つの商店街が一緒になった企画をさらにできればうれしい」と話した。

 阪急王子公園駅の東にある6丁目商店街とひだまり商店街はかつては1つの商店街だったが、約40年前に分かれた。以来、協力してイベントを開くなどはなかったという。

 しかし、商品券を利用してもらうために、複数の商店街で協力するのが効果的なことから、大源さんは6丁目商店街に呼びかけ、2つの商店街で実行委を結成、共同で街を盛り上げることが決まった。

 実行委では、「ときめき商店街」の地図などを掲載する小冊子「TOKIMEKI」を1万部作成したほか、同区に住む男性ユニット「サーカスフォーカス」に、オリジナルテーマ曲の制作を依頼。今月7日には、同ユニットなどが商店街をパレードして曲を披露した。

 9月には6丁目、ひだまり両商店街が合同で、東日本大震災で被害を受けた岩手県大船渡市を支援するイベントを開催。炭火で焼いた新鮮なサンマを販売し、収益金を現地に贈るという。

 大源さんは「1度協力したので、声をかけやすくなった」と話しており、今後さらに両商店街の絆が強まることに期待を寄せている。