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琳派400年を記念し風神雷神モチーフに現代アート 京都府立植物園

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琳派400年を記念し風神雷神モチーフに現代アート 京都府立植物園

 琳派400年記念イベントとして、琳派の創始者の1人とされる俵屋宗達が描いた「風神」「雷神」をモチーフに3人の現代作家が新たに表現したアート・プロジェクト「PANTHEON(パンテオン)=全ての神々」が7月25日から京都府立植物園(京都市左京区下鴨半木町)で開催される。

 府などの主催。宗達の風神雷神図は鎌倉時代、慶派仏師が造った三十三間堂の風神雷神像を参考に描かれたとされる。今回の企画は、400年の時を超え、再び2次元から3次元に戻そうという発想で、花の女神を中心に神殿を表現する展示を行う。

 作品は、大型機械彫刻の制作に定評のある現代美術作家、ヤノベケンジさんが制作。

 植物園内の温室前に広がる鏡池に3体の巨大彫刻を展示する。

 すでに「雷神」に見立てた高さ5メートルほどの作品が完成し、開幕当日には高さ8メートルの女神像「フローラ」が登場する。そして8月中旬に「風神」に相当する像を登場させる。

 全体的な色彩は、歌手、きゃりーぱみゅぱみゅさんのデビュー時からライブの演出やデザインを手がける増田セバスチャンさんが担当。

 9月27日から10月11日まで予定されているライトアップは二条城などで実績を持つ高橋匡太さんが受けもつ。

 また、増田さんは9月中旬から別の作品を展示するほか、高橋さんも温室周辺だけでなくクスノキ並木のライトアップを行うことにしている。

 府は「3人の個性あふれる空間を楽しんでもらいたい」として、10月25日までの期間中に20万人の入場者を見込んでいるという。