産経ニュース

浦安市庁舎用地からPCB 地表から3メートル下基準値の8倍超

地方 地方

記事詳細

更新


浦安市庁舎用地からPCB 地表から3メートル下基準値の8倍超

 浦安市の新庁舎建設予定地(同市猫実)から有毒性の化学物質、ポリ塩化ビフェニール(PCB)が検出され、市は17日、汚染土壌の搬出作業を始めた。

 市によると、昨年7月に現場を試掘したところ、不法投棄されたとみられるコンデンサー(蓄電器・昭和40年代製造)が見つかり、内部からPCBを含む絶縁油がもれていた。調査した結果、地表から3メートル下の土中で、土壌汚染対策法の基準値(1リットル当たり0・003ミリグラム)の8倍を超える最大0・025ミリグラムのPCBが検出されたため、市は県に届け出を行い、先月30日に22平方メートルが汚染区域に指定された。市は今月16日夜になってホームページで公表した。

 汚染土壌は富山県の処分場へ搬出。作業は3週間程度かかるという。新庁舎は現庁舎の隣接地に建設、来年3月末完成予定だったが工期は遅れる見通しだ。

 浦安市は「PCBがもれて土壌が汚染されたが、市民生活への影響はない。不安をあおるのを避けるため、処分方法が決まるまで公表しなかった」と説明している。