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【衆院選2014】選管ミス相次ぐ 埼玉

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【衆院選2014】
選管ミス相次ぐ 埼玉

 今回の衆院選では、県や市区町村の選挙管理委員会でミスが相次いだ。解散から公示までの期間が短く、県選管は新たな啓発活動を棚上げして選挙環境を整えることに全力を挙げたが、人為的ミスを防ぐことはできなかった。

 県選管は9日、前日に発表した期日前投票者数の中間発表を訂正。新聞、テレビは発表のままに「前回より9・39%減」と報じたが、実際には7・38%減だった。さらに14日にも前日発表の期日前投票者数を訂正。15日未明には投票速報の一部を訂正した。

 さいたま市では投票所の入場券の発送が遅れ、所沢市では有権者への誤った説明で選挙区1票が無効に。日高市選管も15日、有権者1人に比例代表の投票用紙を誤って2枚交付したと発表した。県選管の担当者は「いずれも注意不足によるもので申し訳ない。携わる職員の研修を徹底したい」と話した。

 選挙に詳しい埼玉大社会調査研究センターの松本正生教授(政治意識論)は「日本の選挙は投開票が手作業で、世界からみても独特だ」と指摘しつつ、「発表責任は県にあり、現場でのミスか連携ミスか、しっかりと原因を検証すべきだ」と話している。