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愛子ちゃん手術、目標額達成 山梨県民の協力に両親感謝

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愛子ちゃん手術、目標額達成 山梨県民の協力に両親感謝

 劇症型心筋炎と診断され、心臓移植手術を受ける長野県諏訪市、小松愛子さん(7)の高額な費用確保で山梨県民に協力を求めていた父親、勉さん(38)と母親、麻耶さん(33)は24日、県庁で記者会見して、募金が目標額の2億1千万円を超えたと報告した。麻耶さんは「多くの人のご協力に感謝します。娘は米国行きを喜んでいます」と話し、費用確保に安堵の表情を見せた。

 今月6日の山梨県庁での記者会見では11月に渡米を控えながら、目標額に4千万円が足りず、県民に募金協力を願った。24日の会見に同席した「あいこちゃんを救う会」のメンバーによると、17日に募金が2億2700万円となり、目標額を超えた。23日現在2億4800万円が集まったという。街頭募金や飲食店などに募金箱を置いて協力を求めたほか、全国の心臓病患者の「救う会」からの支援があった。

 勉さんは「隣県の山梨の人たちが力を添えてくれ、感謝しています。11月11日に渡米が決まり、(今月)23日には人工心臓交換出術を受けました。こんなに早く目標額に達し、みなさんに感謝します」と礼を述べた。麻耶さんの話では、目標額に達したことを愛子さんに伝えると、愛子さんは「うれしい」と泣いたという。

 家族は来月11日に信州大医学部付属病院の医師、看護師5人とともに渡米。愛子さんはコロンビア大病院に入院し、臓器提供者を待つ。