産経ニュース

奈良・生駒市の地域包括ケア推進会議始動 医療や介護、自宅近くで支援

地方 地方

記事詳細

更新


奈良・生駒市の地域包括ケア推進会議始動 医療や介護、自宅近くで支援

 介護が必要な高齢者が自宅近くで医療や介護、生活支援などのサービスを受けられる「地域包括ケアシステム」の構築に向け、生駒市は9日、「地域包括ケア推進会議」を設立し、市コミュニティセンターで第1回会議を開催。加速する高齢化の現状や、システム構築に向けた今後の課題などを話し合った。

 「地域包括ケアシステム」は、介護が必要になった高齢者が住み慣れた地域や自宅で暮らし続けられるよう、医療・介護・予防・生活支援・住まいの5分野を一体的に支援する制度。団塊の世代が75歳以上となる平成37年に向け、政府が早急なシステム構築を各市町村に求めている。

 この日の会議には、小紫雅史副市長ら約35人が参加。小紫副市長は「システムの構築はまちづくりそのもの」と指摘、「高齢者に住みよい町にするためには、介護・福祉部門だけでなく、交通や建築部門などを含めた総合的な視点で考える必要がある」とした。

 県の担当者は、同市の後期高齢者の増加率は、全国でも上位5%に入ると指摘。市こども健康部・上野和久部長は「システム作りには各部署が連携して検討する必要がある。今後問題や課題を集め、具体的な施策を進めていきたい」とした。

 市は来年4月をめどに、庁内にシステムを検討する専門部署を新設し、具体策の検討を進める。