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13日に「にいがた食の映画祭」 映像で考える「食の問題」

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13日に「にいがた食の映画祭」 映像で考える「食の問題」

 食にまつわる問題をドキュメンタリー映画や多彩なゲストの話を通じて考える「にいがた食の映画祭」が13日、新潟市中央区の「クロスパルにいがた」で初めて開催される。16日の「世界食糧デー」に合わせた取り組みで、企画した非営利団体「フードバンクにいがた」(同区)は、記録映画で食品廃棄問題に関心を持ってほしいとしている。

 上映作は「もったいない!」(ドイツ)▽「ソウルフード・ジャンキーズ」(米国)▽「お米が食べられなくなる日」(日本)-のドキュメンタリー映画3本と、畜産農業の問題を描いた米国の短編アニメ「ミートリックス」シリーズ。

 「もったいない!」はバレンティン・トゥルン監督がドイツや日本などの生産や流通現場、小売店、家庭などで食品が廃棄される現状を伝えている。

 「ソウルフード-」は生活習慣病で父を亡くしたバイロン・ハート監督が米国の家庭の味をめぐる旅に出て、関係者インタビューを重ねて伝統食と健康について考える。「お米が-」は農業政策が大きく変わる中、小池菜採監督が秋田、新潟、タイなどを取材し、コメ生産者と消費者の思いをみつめる。

 食への関心が高いというラッパーのL-VOKALさん、若手コメ農家によるITと農業を融合させたソーシャル・ファーマー集団「トラ男」の武田昌大(まさひろ)さん、フードバンクにいがたの高見優(ゆう)代表によるトークショー「食の未来を考える」や、家庭で余った保存食などを持ち寄ってもらい、困窮世帯へ届けるチャリティー活動も行う。

 担当者は「おいしい食事の裏側にある廃棄問題などを伝えることで、日本の食を牽引(けんいん)する新潟から全国に向けてPRしたい」と話す。定員150人。申し込み不要で入場無料。問い合わせは映画祭実行委員会(電)025・384・4466。