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館林ストーカー殺人 GPSで被害者位置特定 家族の車に取り付け 群馬

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館林ストーカー殺人 GPSで被害者位置特定 家族の車に取り付け 群馬

 館林市で2月、鈴木千尋さん=当時(26)=が射殺された事件。30日に殺人や銃刀法違反などの容疑で書類送検された元交際相手、永井隆央容疑者=同(39)、事件直後に自殺=は、鈴木さんの居場所を突き止めるため覚醒剤や衛星利用測位システム(GPS)機能付き発信機を周到に用い、残忍な犯行に及んでいた。

 県警によると、鈴木さんは昨年12月、永井容疑者のストーカー被害から逃れるため、栃木県佐野市から大泉町に転居した。

 永井容疑者は当時勤めていた会社の同僚だった吉田成康被告(41)=30日に殺人幇助(ほうじょ)容疑で逮捕、覚せい剤取締法違反と虚偽告訴罪で起訴済み=に、鈴木さんの家族の車に覚醒剤を置き、嘘の通報をさせることを画策。家族が逮捕されれば、面会に訪れるはずの鈴木さんを追跡し、居宅を突き止めようとしたが、家族は逮捕されず失敗。次に鈴木さんの家族の車にGPSを取り付け、鈴木さんと家族との接触を待った。

 県警によると、永井容疑者は鈴木さんを射殺した2月19日の数日前に鈴木さんの居宅を突き止め、鈴木さんの車にも別のGPSを取り付けたとみられ、犯行当日はこの情報を基に、犯行現場にたどり着いた。