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【近ごろ都に流行るもの】ジャージーワンピース キャリア女性の“戦闘服”

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【近ごろ都に流行るもの】
ジャージーワンピース キャリア女性の“戦闘服”

 華やかなジャージー素材のワンピースがキャリア女性に支持されている。適度なフィット感と伸縮性で、長時間の会議やデスクワークでも肩が凝りにくく、出張などの移動中も楽に過ごせる。これまで欧米ブランドが主流だったが、最近は日本の女性起業家が自らのニーズに応えるべく開発したジャージーワンピが、体形を美しく見せる工夫と手が届く価格で人気だ。金髪女性は平気でも、大和撫子(なでしこ)が気にする胸元の開きが抑えられている点もポイント。シワにならず自宅で洗える…など機能的で、なるほどよくできている。(重松明子)

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 「都内で開かれた米国商工会議所主催の女性ビジネスサミット(5月27日)でプレゼンしました。安倍晋三首相や駐日米国大使などもいらしたイベントで、海外の方も仕事着としての日本のジャージードレスに高い関心を寄せてくれた」

 中央区の「kay me(ケイミー)」銀座本店。毛見純子社長(38)が手応えを語った。

 3年前にメード・イン・ジャパンのジャージードレス専門アパレルを起業。外資系企業を経て事業開発コンサルタントとして独立した毛見社長は、もともとジャージーワンピの愛好者だったが、「インポートものは高価格で、胸元がはだけやすいのも気になった」。そこで、欧米有名ブランドの半額ほどの3、4万円で、「日本の働く女性に合った、華やかで着心地も手入れも楽な戦闘服」を新規事業にすることを決意した。

 世界各地から柄を探し、日本の工場でプリント、縫製は主に都内で行う。生地はポリエステル主体の混紡が中心で、おなか周りなどのギャザーで体形をカバーしつつメリハリを演出するデザインが特徴だ。これが、40代でバリバリ働く女性を中心にウケた。決済前に試着ができる通信販売から始まり、銀座本店に加え小田急百貨店新宿店にも出店した昨年度の売り上げは1・5億円。今年度は倍増以上の3・5億円を目指している。