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【劇場型半島】金与正氏VSイバンカ氏、華麗な「ほほ笑み外交」で文在寅氏を引き寄せたのは?

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【劇場型半島】
金与正氏VSイバンカ氏、華麗な「ほほ笑み外交」で文在寅氏を引き寄せたのは?

 平昌五輪で注目されたのは、米朝トップが家族を送り込んで舞台裏で展開した外交戦だ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が妹の金与正(ヨジョン)氏を開会式に「特使」として派遣したのに対し、トランプ米大統領は長女のイバンカ大統領補佐官を閉会式に代表団トップとして遣わし、華麗な「ほほ笑み外交」が繰り広げられた。異例のもてなしで両氏を迎えた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領だが、どちらがより文氏の心をつかんだのだろうか。(平昌 桜井紀雄)

「統一の主役に」与正氏が文氏に放った殺し文句

 金与正氏とイバンカ氏は、ともに国のトップの兄や父に直言できる貴重な存在だ。それだけに文政権は、ある意味、海外の首脳に対する以上の厚遇で応じた。

 与正氏は2月9日の韓国到着時には、韓国側に対するあいさつを主に代表団団長の金永南(ヨンナム)最高人民会議常任委員長に任せ、時折、冷ややかな表情も見せていたが、翌日の文氏らとの会談や会食では一気に文氏の取り込みに掛かった。

 会談では、金正恩氏の親書を手渡し、平壌への招請という切り札を繰り出した。昼食会でも多弁だった。「早い時期に平壌でお会いできたら。文大統領が統一の新たな章を開く主役になり、後世に残る足跡を刻まれることを願います」と語り掛けた。統一を宿願とする文氏にとってこれ以上の殺し文句はないだろう。

 南北でイカとタコを表す単語が正反対だという話題が上がると、「それから統一しなければ」と冗談を口にし、場を和ませた。

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