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【平昌五輪】カーリング本橋、メダル獲得に地元への感謝

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【平昌五輪】
カーリング本橋、メダル獲得に地元への感謝

3位決定戦から一夜明けて行われた記者会見で記念撮影をする左から吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月、本橋麻里=25日、韓国・平昌(早坂洋祐撮影) 3位決定戦から一夜明けて行われた記者会見で記念撮影をする左から吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月、本橋麻里=25日、韓国・平昌(早坂洋祐撮影)

 「『もう戻ってくるな』といわれると思って…」。カーリングで日本男女初のメダル獲得から一夜明けて記者会見に臨んだ日本代表、LS北見主将の本橋は、地元・北海道北見市への思いを聞かれると、涙を浮かべ言葉を詰まらせた。

 競技を続けるため、青森市の短大へ進学。チーム青森の一員として2006年トリノ、10年バンクーバーの両大会に出場した。故郷に戻ったのは14年ソチ大会への4年間が始まった10年夏、24歳のときだったが、自分が北見を離れていたことに負い目を持っていた。

 LS北見を結成し、自らスポンサー探しに駆け回った。ライバル中部電力のスキップで、同じ北見市出身の藤沢を誘い、チームの形を作った。地元に根付こうと奔走し、平昌五輪でチームは注目の的となり、偉業を成し遂げた。

 記者会見では「地域で応援されるチームであってほしいから応援すると賛同してくれた8社がスタートになっていることも決して忘れない」と感謝の気持ちを語り、「今は(選手が地元で)就職することもできているし、北見市の皆さんの力がなかったらここまで来られなかった」。リザーブとして主に裏方に徹した主将は、何度も何度も、地元へのあふれる思いを繰り返した。(大宮健司)

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