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【平昌五輪】「初めて一番高いところに立てた」 小柄な高木菜那、フィギュアの宮原知子が励み スピード女子マススタート

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【平昌五輪】
「初めて一番高いところに立てた」 小柄な高木菜那、フィギュアの宮原知子が励み スピード女子マススタート

平昌冬季五輪のスピードスケート女子マススタートで獲得した金メダルを手に笑顔の高木菜那=24日、韓国・江陵(共同) 平昌冬季五輪のスピードスケート女子マススタートで獲得した金メダルを手に笑顔の高木菜那=24日、韓国・江陵(共同)

 持ち味の器用さと判断力が生きる新種目のマススタートで、高木菜那が存分に力を発揮した。21日の団体追い抜きに続いて2つ目の金メダル。絶妙の位置取りでトップを追走すると、タイミングよくかわしてゴールを駆け抜けた。両手を突き上げ、何度もガッツポーズ。「この最高の舞台で(この種目で)初めて一番高いところに立てて本当にうれしい」と笑顔がはじけた。

 身長155センチ。世界の強豪の中では極めて小柄だ。長所は全身を使った滑り。今大会でメダル3個を獲得した妹の美帆(日体大助手)も「きれい」と評価するほどで、高校時代の恩師、東出俊一さんは「美帆の滑りは一般人にはまねできないが菜那は見本になる」。天才ではない。努力で滑りを磨きあげてきた。

 昨季、小さな体が悲鳴をあげた。団体追い抜きの主力として五輪を目指している矢先に右膝を故障した。焦りもあったのだろう。練習しては再発を繰り返し、バイクをこぐだけの日々もあった。昨年2月の世界距離別選手権マススタートで銀メダルに輝いたが、膝の状態は完治しないまま五輪シーズンを迎えた。「焦ったり、ネガティブになったりするときは『このつらさが後で生きてくる』と考える。無駄なことはひとつもない」。必死に前を向き、できる範囲で練習を積み重ね、大舞台に間に合わせた。

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