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【平昌五輪】カー娘、驚異の粘り 延長サバイバルあと一歩

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【平昌五輪】
カー娘、驚異の粘り 延長サバイバルあと一歩

延長第11エンド、日本は惜敗。歓喜の韓国チームの横で、肩を落とすLS北見のメンバー=江陵カーリングセンター(早坂洋祐撮影) 延長第11エンド、日本は惜敗。歓喜の韓国チームの横で、肩を落とすLS北見のメンバー=江陵カーリングセンター(早坂洋祐撮影)

 延長の第11エンドで韓国の最後の1投が第1ストーンの位置で止まると、日本代表のLS北見の選手たちは納得したようにうなずいた。世界一への道は断たれたものの、スキップの藤沢は「悔しいが、いい試合はできた」とすがすがしい笑顔を浮かべた。

 1点を追う土壇場の第10エンドで意地をみせる。藤沢が巧みなドローショットで重圧をかけ、韓国のスキップのミスを誘い1点をスチール。ただ、再び不利な先攻となった第11エンドでは、似たような状況でラストショットをきっちりと決められた。

 コーチスボックスから見守ったリザーブの本橋が「韓国に終始押されていた」と振り返ったように、主導権は第1エンドに3点を奪った韓国に握られていた。それでも諦めずに戦った仲間を、「最後までポジティブで、私たちのいいところが出た」とねぎらった。

 地元の大声援を背に1次リーグを8勝1敗の首位で通過した韓国を相手に、ひるむことなくベストを尽くした。その上で敗れたことに、藤沢は「最後は相当な重圧がかかるショット。決められたら拍手するしかない」とライバルを素直にたたえた。

 本橋を含めて北海道北見市出身の道産子5人は一体感を増しながら戦ってきたが、快進撃を続ける韓国の勢いにのみ込まれた。「メダルを懸けた試合が残っているので、自信と誇りを持って戦う」と藤沢。24日の3位決定戦で、日本カーリング史上初のメダルに再び挑む。(奥山次郎)

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