産経ニュース

【平昌五輪】藤沢五月 父の、古巣の…たくさんの夢を背負い最後の一戦へ

平昌五輪2018 平昌五輪

記事詳細

更新

【平昌五輪】
藤沢五月 父の、古巣の…たくさんの夢を背負い最後の一戦へ

カーリング女子日本対韓国 試合後の会見で涙する藤沢五月=23日、韓国・江陵カーリングセンター(納冨康撮影) カーリング女子日本対韓国 試合後の会見で涙する藤沢五月=23日、韓国・江陵カーリングセンター(納冨康撮影)

 完全アウェー。3500人収容のスタンドを埋めた韓国ファンによる「テーハミングッ(大韓民国)」のコールが響く。延長戦で7-8と惜敗したカーリング女子日本代表、LS北見の司令塔、藤沢五月(26)は「悔しい。言葉にするとその一言」と絞り出した。カーリング選手だった父、充昌さん(58)の影響で始めた競技に魅了され、21年でつかみ取った夢舞台。24日の英国との3位決定戦へ向け「しっかり自分に自信を持って戦いたい」と前を向いた。

                  

 10代からチームの最終2投を任せられてきた。高校卒業後に加入した中部電力でスキップとして日本選手権4連覇に貢献。ところが、2013年9月、日本代表決定戦に敗れて14年ソチ五輪出場を逃した。

 15年の日本選手権で連覇が途切れる。抱いたのは「このままでは世界に行けない」という焦燥感。過去、五輪に2度出場し、LS北見を創設した本橋麻里(31)に誘われ、地元北海道へ里帰りしての再起を決断した。

 葛藤はあった。スキップはチームの大黒柱。自身の離脱は中部電力にとっては大打撃だ。しかし、中部電力のスキップを引き継いだ松村千秋(25)らは「私たちも絶対に負けない」と立ちふさがった。両チームが激突した昨年9月の平昌五輪代表決定戦を制した藤沢は「中部電力がいたから私たちの成長があった」と涙ながらに語った。

続きを読む

このニュースの写真

  • 藤沢五月 父の、古巣の…たくさんの夢を背負い最後の一戦へ
  • 藤沢五月 父の、古巣の…たくさんの夢を背負い最後の一戦へ

「平昌五輪2018」のランキング