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【平昌五輪】「日本たたき」と闘った歳月 ノルディック複合、いまだ夜明けに遠く

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【平昌五輪】
「日本たたき」と闘った歳月 ノルディック複合、いまだ夜明けに遠く

団体で4位となり、うつむいて引き揚げる渡部暁斗。後方は優勝し喜ぶドイツチーム=22日、平昌(共同) 団体で4位となり、うつむいて引き揚げる渡部暁斗。後方は優勝し喜ぶドイツチーム=22日、平昌(共同)

 ノルディック複合団体の日本に再びの栄光は訪れなかった。1992年アルベールビル、94年リレハンメル両五輪を連覇してからおよそ四半世紀。長い雌伏は、「日本たたき」と言われたルール変更との格闘の歳月でもある。

 90年代前半、欧州勢に先駆けてV字ジャンプを習得した日本勢は、前半飛躍でリードし、後半距離で逃げ切る必勝パターンを確立した。当時のエース、荻原健司がワールドカップ(W杯)で個人総合3連覇を果たすなど黄金期を築いた。

 複合は欧州での人気が高く、独り勝ちする日本にやがて逆風が吹き始める。国際スキー連盟は距離の比重を高めるルール変更を繰り返した。個人戦の飛躍で得られる距離のアドバンテージは、アルベールビル大会の「1点あたり6・7秒」から2006年トリノ大会以降の「1点あたり4秒」にまで、徐々に短縮された。2回だったジャンプの回数も10年バンクーバー大会以降は1回に減っている。

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