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【平昌五輪】パラリンピックは大丈夫? 開会式で「手話通訳なし」 韓国の市民団体が反発

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【平昌五輪】
パラリンピックは大丈夫? 開会式で「手話通訳なし」 韓国の市民団体が反発

 平昌冬季五輪の開会式で、聴覚障害者に向けた電光掲示板に手話通訳が提供されなかったことに対し、韓国の一部の市民団体が「障害者を差別した」と反発していることが21日、明らかになった。

 韓国の中央日報(日本語電子版)によると、開会式には聴覚障害者も参加していたが、手話通訳がいなかったことから、アナウンサーの声や会場で流れる音楽の意味などが分からなかったという。

 そのため、韓国の市民団体「障害の壁を崩す人々」は、「全世界的な行事であるだけに、聴覚障害者の出席は当然予想するべきだった」として、「組織委は聴覚障害者に向けた対策を立てず、障害者を差別した」と訴えている。

 同団体では、人権問題を主管する国家人権委員会に対して、「平昌五輪の閉会式、パラリンピックの開・閉会式では手話通訳を提供されるように、立場を表明してほしい」と要求したという。

 中央日報によると、同団体は「聴覚・視覚障害者の視聴権を保障しなかった」として韓国国内のテレビ局にも陳情するなど、怒りは収まっていない様子だ。

 25日には閉会式が行われ、3月9~18日には平昌パラリンピックが行われる。市民団体の要求に対する組織委員会の対応が注目されている。(五輪速報班)

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