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【平昌五輪】小野塚彩那、アルペンからHPに転向してつかんだ大舞台 無名時代に起こした“無謀な行動”とは

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【平昌五輪】
小野塚彩那、アルペンからHPに転向してつかんだ大舞台 無名時代に起こした“無謀な行動”とは

女子ハーフパイプ決勝を終え、引き揚げる小野塚彩那=平昌(共同) 女子ハーフパイプ決勝を終え、引き揚げる小野塚彩那=平昌(共同)

 類いまれな「行動力」でつかんだ大舞台で頂点を目指した-。平昌冬季五輪で20日のフリースタイルスキー女子ハーフパイプ決勝に挑み、5位となった小野塚彩那(29)。前回のソチ五輪で銅メダル、昨年の世界選手権では優勝を果たし、着実に選手としてステップを踏んできた。「あとは五輪で金を取るだけ」。地元の熱い声援を受けながら平昌で燃えたが、2大会連続のメダルは逸した。

 決勝の1回目は点数が伸びず、2回目ではバランスを崩した小野塚。逆転を狙った3回目でも着地が中途半端となり、上位との差が埋まらなかった。試合後、「これはこれでしっかり受け止めたい」と涙した。

 小野塚は、雪国・新潟の南魚沼市で生まれ育った。大学卒業まではアルペンの選手。ソチ五輪からハーフパイプが新種目に採用されることを知って転向を決意したという。

 ただ、順調にはいかなかった。地元には十分な練習施設が乏しく、トレーニングマシンも一般向けのものしかなかった。高度な練習をするには、他県に出向く必要があり、貴重な時間が奪われた。

 地元に愛着が強い小野塚は、ある“行動”を起こした。

 「五輪に必ず出ます。アスリート用のトランポリンなどがあるトレーニング施設を作ってください」。当時の井口一郎市長(69)のもとにアポイントなしで訪れ、アスリートのための環境整備を訴えた。ソチ五輪約3年前、小野塚が23歳のときだった。

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