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【平昌体温計】過酷勤務の女子学生たち

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【平昌体温計】
過酷勤務の女子学生たち

2位で涙する韓国の李相花(イ・サンファ)に声を掛ける金メダルの小平奈緒=江陵オーバル(松永渉平撮影) 2位で涙する韓国の李相花(イ・サンファ)に声を掛ける金メダルの小平奈緒=江陵オーバル(松永渉平撮影)

 小平奈緒選手が金メダルを獲得した18日の競技を、スケート会場敷地内にいながら見ることのできなかった30人以上の日本人がいる。通訳ボランティアとして訪韓し、チケットの確認や観客誘導に追われた学生たちだ。

 競技が深夜に行われる日も多く、片道約1時間かかる宿舎に到着するころには深夜2時を回っていることもあるという。女子学生の一人は「思っていた以上にしんどい。昼夜の生活が逆転してます」と苦笑い。それでも「これだけたくさんの国の人に接し、友達を作れる機会はなかなかない。楽しいです」と瞳を輝かせている。

 競技終了後に宿舎に戻り、近所の喫茶店で作業をしていると、普段から世話になっている輸送担当ボランティアの韓国人の女子学生が声をかけてきた。「今日から1週間、夜勤なんです。朝7時まで、へとへとです」。過酷な勤務にも、はじけるような笑顔で取り組む彼女たちに元気をもらい、取材を続けている。(時吉達也)

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