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【平昌五輪】夫婦でたどり着いた夢舞台 スキーHP渡部由梨恵の挑戦

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【平昌五輪】
夫婦でたどり着いた夢舞台 スキーHP渡部由梨恵の挑戦

 夫婦でたどり着いた五輪が幕を開けた。フリースタイルスキー・女子HPの渡部由梨恵が予選に出場。夫はノルディックスキー・複合の渡部暁(あき)斗(と)(北野建設)。金銭的なサポートを申し出てくれた夫に感謝し、憧れの夢舞台に立った。

 北海道富良野市出身で母親の影響で3歳からスキーを始めた。アルペン一筋だったが、早大卒業後にHPに転向。2014年5月、大学時代から交際していた同級生の暁斗と結婚した。

 互いに海外遠征が多く、一緒に過ごせるのはシーズンオフの30~40日だけ。競技の話はせず、暁斗が得意のカレーライスを振る舞うなど何げない時間を幸せに感じる。由梨恵は「共働きで働いている時間が長い夫婦」と割り切る。

 転向当初は無所属で、ワールドカップ(W杯)などの海外への渡航費などはアルバイトでまかなった。朝から晩まで仕事を掛け持ちし、クラウドファンディングでも援助を求めた。「好きなことをやるためにバイトをするのが当たり前と思っていた」という。暁斗は競技に打ち込めずに苦労する妻を見かねて「仕事を辞めて競技に専念したらいい。思い切りやって」と活動費を負担した。妻とはいえ、引け目を感じたが「一生懸命やってほしくて出している。やり切ってほしい」と言われ、競技だけに集中すると覚悟を決めた。「一番苦しい時期に助けてもらった」と感謝する。

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