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【平昌五輪】小平、競技人生の危機救った所属先病院に金メダルで恩返し 「地元で競技続けたい」 

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【平昌五輪】
小平、競技人生の危機救った所属先病院に金メダルで恩返し 「地元で競技続けたい」 

会見で笑顔の小平奈緒=平昌ジャパンハウス(松永渉平撮影) 会見で笑顔の小平奈緒=平昌ジャパンハウス(松永渉平撮影)

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪スピードスケートの女子500メートルで優勝した小平奈緒(31)は大学卒業後、なかなか所属先が見つからず、競技人生が危ぶまれた時期があった。そんな状況を救ったのが、現在所属する「相沢病院」(長野県松本市)だった。「地元で頑張る若者を応援したい」。スタッフとして採用し、留学費用も出張扱いにするなどして支援。競技を継続できる環境を与えてもらった「恩返し」は、金メダルという最高の形で結実した。(江陵 桑村朋、原川真太郎)

 「何とかなりませんでしょうか」

 小平が信州大に在学していた平成21年。当時相沢病院の院長だった相沢孝夫さん(70)=現最高経営責任者=は、小平が師事する信州大教授の結城匡啓(まさひろ)コーチ(52)から、こんな申し出を受けた。

 小平の希望は「長野を拠点に結城コーチの指導を受けながら活動したい」。ただ、卒業間近の3月下旬になっても条件に合う就職先が見つからないでいた。そこで結城コーチは、小平が20年に左足を痛めた際、リハビリをしたことのある相沢病院を訪ねた。

 相沢さんは「過去に治療した縁もあったが、世界を目指そうと頑張る人を応援するのは当たり前だと思った」と採用を決めた。

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