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【平昌五輪】日本メダル量産、最多タイ「戦力に厚み」 スピードスケート牽引 どこまで伸びるか

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【平昌五輪】
日本メダル量産、最多タイ「戦力に厚み」 スピードスケート牽引 どこまで伸びるか

冬季五輪の日本のメダル数 冬季五輪の日本のメダル数

 平昌五輪で、日本選手団がメダルラッシュに沸いている。大会第10日の18日までに金2、銀5、銅3の計10個のメダルを獲得。獲得メダル数で過去最多だった1998年長野五輪の10個に並んだ。今後もメダルが期待される競技が残っており、獲得メダル数をどこまで伸ばせるかに注目が集まっている。

 日本オリンピック委員会(JOC)は当初、「複数の金を含む9個以上」のメダル獲得を目指してきた。フィギュアスケートでは、男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)(ANA)が金メダルを手にし、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)は平野歩夢(木下グループ)がソチ五輪に続く銀メダル。18日にはスピードスケート女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が日本勢2個目の金メダルに輝き、早くも目標を達成した。

 躍進の一因は、スピードスケート勢の復権だ。ソチ五輪でメダルなしに終わると、その後「ナショナルチーム(NT)」を設置。力のある選手を常時競わせて強化する方針に転換した。また、中長距離部門ヘッドコーチ(HC)に「スピードスケート大国」のオランダからヨハン・デビット氏を招聘(しょうへい)。ソチ五輪には出場すらできなかった高木美帆(日体大助手)が複数メダルをとる下地となった。

 メダルと無縁だった競技での活躍も見逃せない。12日には、過去メダル獲得がなかったフリースタイルスキー男子モーグルで、原大智(日大)が銅メダルに輝いた。JOC関係者は「戦力が厚みを増している」と分析する。2013年9月に2020年東京五輪の開催が決まったことで、冬季競技の団体にも強化費が増額されたことも、今回の結果につながった。

 過去最多だった長野五輪(10個)に獲得メダル数で並んだが、今後もメダルが期待される競技は残っている。スピードスケートで、世界記録を持つ女子団体追い抜きは金メダルが有力視される。ノルディックスキーでは20日の複合個人ラージヒルに、ノーマルヒル(NH)2位の渡部暁斗(北野建設)が出場。フリースタイルスキーでは、女子HPにソチ五輪銅メダルの小野塚彩那(石打丸山ク)が控えている。

 日本選手団の好調ぶりを受け、JOCの竹田恒和会長は15日、メダル総数で「長野五輪を超えたい」と目標を上方修正。今後の注目は獲得メダルの最多記録をどこまで更新できるかになる。

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