産経ニュース

【平昌五輪】スピードスケート日本女子が快進撃 男子優勢の伝統を覆す

平昌五輪2018 平昌五輪

記事詳細

更新

【平昌五輪】
スピードスケート日本女子が快進撃 男子優勢の伝統を覆す

スピードスケート女子500m 日の丸をまとう金メダルの小平奈緒=18日、江陵オーバル(撮影・松永渉平) スピードスケート女子500m 日の丸をまとう金メダルの小平奈緒=18日、江陵オーバル(撮影・松永渉平)

 日本スケート史に深く刻まれる金メダルだ。1000メートルで銀メダルを獲得した小平は、得意の500メートルでスピードスケート日本女子初の頂点に立った。中長距離のエース・高木美帆も今大会で銀、銅メダルを獲得しており、過去にない日本勢の快進撃となっている。

 女子のスピードスケートが初めて五輪競技に採用されたのは1960年スクォーバレー大会。日本選手はこれ以降、すべての大会に出場している。もっとも、欧米勢の壁はなかなか越えられず、前回ソチ大会までに個人種目で獲得したのは銅メダル3つだった。

 最初に表彰台に上がったのは92年アルベールビル大会の橋本聖子。1500メートルで3位になった。他競技を含め、冬季五輪では女子初のメダル獲得だった。

 94年リレハンメル大会5000メートルの山本宏美が続いた。自ら持つ日本記録を10秒以上縮めて3位。スケート長距離では、男子も含めて日本初のメダル獲得となった。

 98年の長野大会では岡崎朋美が500メートルで3位。3大会連続で日本勢がメダルを手にした。しかし、その後4大会は個人種目で表彰台に立てず。

 団体追い抜きでは、種目化されて2大会目の2010年バンクーバー大会で小平、田畑真紀、穂積雅子組が銀メダルを獲得している。

 過去の五輪を振り返ると、男子の方が世界との距離が近かった。1984年サラエボ大会500メートルで北沢欣浩が銀メダル、長野大会では同種目で清水宏保が金メダルに輝いている。

 これまでやや影が薄かった女子だが、一気にスポットライトが当たる形となった。(五輪取材班)

このニュースの写真

  • スピードスケート日本女子が快進撃 男子優勢の伝統を覆す

「平昌五輪2018」のランキング