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【平昌五輪】小平「究極の滑り」で李相花を寄せ付けず…五輪新で金メダル

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【平昌五輪】
小平「究極の滑り」で李相花を寄せ付けず…五輪新で金メダル

女子500メートルのレースを終え、韓国の李相花(左)と健闘をたたえ合う小平奈緒=江陵(共同) 女子500メートルのレースを終え、韓国の李相花(左)と健闘をたたえ合う小平奈緒=江陵(共同)

 導き出した答えは、金メダルだった。14日に行われた1000メートルで2位となった後、「500メートルで金メダルを取るための方程式に乗っている」と語っていた小平奈緒(相沢病院)。18日に行われた女子500メートルで日本のスピードスケート女子初の金メダル。追い求めてきた「究極の滑り」で韓国のライバル、李相花(イ・サンファ)を寄せ付けず、31歳にして頂点にたどりついた。

 抽選で、ワールドカップではランキング上位者が自動的に振り分けられるインスタートになった。アウトスタートにわずかな不安を残していた小平にとって、すでにここで勝利は決まっていたのかもしれない。抜群の飛び出しから加速し、重圧などなかったかのように駆け抜けた。

 はるか高い目標が小平の向上心をかきたててきた。一つはイレイン・ブスト(オランダ)。今大会で高木美帆(日体大助手)を抑えて1500メートルの金メダルを獲得し、通算メダルをスピードスケート女子最多の10とした1学年上の女王だ。

 前回ソチ大会後のオランダ留学で、ブストと同僚になった。練習相手を務め、オンとオフの切り替えに並の選手との差を実感した。と、同時にあることにも気付いた。「練習に向かう姿勢には私と共通する部分がある」。独自の道を歩んできた小平は「私は私でいいんだ」と自信を持てたという。

 もう一つが男子選手。「男子はどうして速いのか」。結城匡啓(まさひろ)コーチに尋ねるようになった。国内に小平を脅かす女子選手はいない。2016年に留学から帰国した小平は男子選手と同じ練習を要望。「男子は女子の10年先の滑り」といい、自身より2秒も速い34秒台の記録を持つ五輪代表の山中大地(電算)らを追った。

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