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【平昌五輪】貫禄の2冠 ヒルシャー、攻めの滑り「完璧だった」

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【平昌五輪】
貫禄の2冠 ヒルシャー、攻めの滑り「完璧だった」

男子大回転で優勝し、喜ぶオーストリアのマルセル・ヒルシャー=18日、平昌(共同) 男子大回転で優勝し、喜ぶオーストリアのマルセル・ヒルシャー=18日、平昌(共同)

 得意の技術系種目で実力をみせつけた。昨季にアルペンスキー男子でワールドカップ(W杯)総合6連覇という前人未到の記録を打ち立てたヒルシャーが大回転を制した。複合に続く今大会2個目の金メダルに、アルペン王国のエースも「いかなる失敗も許されないレースだった。完璧だった」と興奮を隠せなかった。

 1回目を1分8秒27と好走して首位に立った。「慣れていない」という乾燥した雪のなか、2回目もコースの最短距離を攻める鋭いターンで貫禄の滑走を見せ、クリストフェシェンの追い上げを振り切った。

 過去2度の五輪での最高成績はソチ大会回転の銀メダル。昨年8月に左足首を骨折し、調整が遅れたが、12月以降に調子を取り戻した。「唯一欠けているものを取りに行く」と臨んだ今大会は本来、専門ではない複合で初の金メダルを獲得し勢いに乗った。

 母国の先輩、ベンヤミン・ライヒが2006年トリノ五輪で達成して以来となるアルペン男子での複数金メダルの獲得となった。

 最も得意な回転は22日。「次のレースもベストを尽すよ」。ザイラー(オーストリア)とキリー(フランス)に次ぐ史上3人目の同一大会「3冠」に照準を定めた。(五輪取材班)

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