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【平昌五輪】4回転は「精度」の時代 総合力と表現力で明暗

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【平昌五輪】
4回転は「精度」の時代 総合力と表現力で明暗

フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦(右)と、銀メダルの宇野昌磨は、笑顔で日の丸を掲げた=17日、江陵アイスアリーナ (納冨康撮影) フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦(右)と、銀メダルの宇野昌磨は、笑顔で日の丸を掲げた=17日、江陵アイスアリーナ (納冨康撮影)

 日本の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)(ANA)が2連覇を果たした平昌五輪のフィギュアスケート男子は、「多種類の4回転時代」と位置づけられる中で行われた。若手を中心に高難度の4回転ジャンプを跳ぶ選手が次々に頭角を現している。今季は演技に組み込む4回転の種類や本数がほぼ落ち着き、本数よりも1本ごとのGOE(出来栄え点)、さらにはスピン、ステップなども含めた「演技の総合力」で勝敗が決まった感がある。

 ショートプログラム(SP)1位、フリー2位となり、合計で66年ぶりの2連覇を果たした羽生は、自身が持つ4種類の4回転のうち、高難度のルッツと昨秋に負傷した右足で踏み切るループを回避。サルコーとトーループの2種類の構成で頂点をつかんだ。羽生はSPで2本、フリーで4本を構成に組み込んだ。

 4回転の種類、本数に絞ると、史上初めてアクセルを除く5種類を跳んだネーサン・チェン(米国)が圧倒的だった。フリーでは6本を組み込んで215・08点と全体トップ。しかし、前日のSPは2本とも失敗して17位と出遅れ、表彰台にすら立てなかった。

 2人の差はSP、フリーともにミスなく4回転をそろえられるか否かにあった。

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