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【平昌五輪】羽生結弦 強く美しい4分半 不安視されたスタミナ 地道なトレーニングでカバー

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【平昌五輪】
羽生結弦 強く美しい4分半 不安視されたスタミナ 地道なトレーニングでカバー

フィギュアスケート男子フリーの演技を終え、氷に手をつく羽生結弦=17日、韓国・江陵(共同) フィギュアスケート男子フリーの演技を終え、氷に手をつく羽生結弦=17日、韓国・江陵(共同)

 「五輪でまた金メダルを取れたことは、すごく誇りに思っている」。表彰台の真ん中に立つと、闘いを終えた王者は穏やかに笑った。

 SP首位で迎えたフリーは、和の要素を取り込んだ「SEIMEI」。昨秋に負傷した右足首のけがで実戦から約4カ月離れ、最も不安視されていたスタミナは最後まで切れることなく、約4分半を滑りきった。

 負傷から年明けまで、約2カ月は氷上にすら立てなかった。練習拠点のトロントで続けた陸上でのトレーニング中に演技曲をかけ、上半身だけの動きを繰り返した。「スケーターとしてできることを探ってきた」。ゴムチューブなどを使ったインナーマッスルの強化も怠らず筋力も保った。フリーの演技は体調が万全でも過酷といわれる。23歳は最後まで滑りきる体力を失わなかった。

 完全には消えなかった患部の痛みは、五輪直前まで一進一退だった。トロントでは、治療に効果があるとされた機器を日本から取り寄せ、必死に回復に努めた。

 フリーで組み込んだ4本の4回転ジャンプのうち、冒頭のサルコーとトーループでGOE(技の出来栄え点)が満点の3点だった。後半のトーループを除く3本を成功させて底力をみせた。

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