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【平昌五輪】メダル決する戦いに挑む宇野昌磨 名門リンクで培った技武器に「いい色取って」

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【平昌五輪】
メダル決する戦いに挑む宇野昌磨 名門リンクで培った技武器に「いい色取って」

5歳のころ、スケートリンクで浅田真央さん(右)と写真に納まるフィギュアスケート男子の宇野昌磨 5歳のころ、スケートリンクで浅田真央さん(右)と写真に納まるフィギュアスケート男子の宇野昌磨

 運命のメダルを決する17日の平昌冬季五輪フィギュアスケート男子フリー。伊藤みどりさんや浅田真央さんらを輩出した名門リンクで幼い頃から人一倍努力を重ね技術を磨いてきたという宇野昌磨(20)も戦いに挑んだ。「いい色のメダルを取って」。リンクの関係者も、4分半の演技を見守った。

 16日のショートプログラム。羽生結弦が驚異的な点数を出した後の高揚した空気の中、宇野は堂々と4回転ジャンプを決めた。演技を終えた瞬間には右手を突き上げ、達成感に満ちた表情も浮かべた。「決して完璧ではなかったが、満足のいく演技ができた」。インタビューでこう振り返り、17日のフリーを「笑顔で終えられるようにしたい」と意気込んでいた。

 宇野は高校生になるまで連日、名古屋市中区にある「名古屋スポーツセンター」(通称・大須(おおす)スケートリンク)に通った。伊藤みどりさんや浅田真央さん、村上佳菜子さんらの五輪選手を数々輩出した“聖地”だ。宇野は5歳の時、ここで浅田さんと出会いフィギュアの道を志した。

 「ものすごく滑りがうまい子だった」。リンクで25年近く勤務する営業部課長の藤田朋宏さん(48)にとって、宇野の第一印象は強烈だったという。

 当時は周囲と同様、初心者を対象にスケート技術を学ぶコースに身を置いたがある日、臨時でコーチに入った藤田さんに「僕、こんなことできるよ」と、スピードに乗った後エッジを器用に使って氷上で止まる技を見せてきた。ある程度の技術がないと、決して習得できない技。初心者同然ながら簡単にやってのける宇野に、藤田さんは底知れぬ素質を感じ取ったという。

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