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【平昌五輪】「夢かなえた」と涙 ガーナ初のスケルトン選手は最下位

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【平昌五輪】
「夢かなえた」と涙 ガーナ初のスケルトン選手は最下位

スケルトン男子に出場したガーナのアクワシ・フリンポン。ヘルメットにはライオンの牙から逃れるウサギが描かれている=15日、平昌(共同) スケルトン男子に出場したガーナのアクワシ・フリンポン。ヘルメットにはライオンの牙から逃れるウサギが描かれている=15日、平昌(共同)

 ヘルメットに描かれた、ライオンの牙から逃れるウサギに「ずっと過去から逃げてきた。もう何者にも食べられない」というメッセージを込めた。波瀾万丈の人生を送る32歳のアクワシ・フリンポンが西アフリカのガーナから初めてスケルトン男子に出場。最下位の30位に終わったが「自分の国の歴史を変えたかった。夢をかなえることができた」と涙に暮れた。

 幼少期に母親が豊かな生活を求め、オランダに移住。自身はガーナで祖母に育てられ、8歳の時に母の後を追った。陸上短距離の選手として頭角を現したものの、市民権をなかなか認められなかったという。代表入りを狙った2012年ロンドン五輪は、アキレス腱のけがに阻まれた。ボブスレーに転向して14年ソチ五輪も目指したが、断念した。諦めそうになったフリンポンを励まし、スケルトン転向を勧めたのは妻だった。レースでは左右にふらつく滑走で観客を冷や冷やさせたが、3回戦まで何とか滑り抜いた。「自分のゴールは(22年)北京大会」と未来に向かって再び走り続ける。(共同)

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