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【平昌五輪】羽生結弦の足元支える誇り 専用機械でこだわりに応え 仙台の研磨職人

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【平昌五輪】
羽生結弦の足元支える誇り 専用機械でこだわりに応え 仙台の研磨職人

アイスホッケー用の靴のエッジを研ぐ吉田年伸さん=北海道釧路市 アイスホッケー用の靴のエッジを研ぐ吉田年伸さん=北海道釧路市

 羽生結弦(23)が履くスケート靴のエッジ(刃)を中学時代から研ぐ研磨師がいる。仙台市のスケート用具店「NICE」の吉田年伸さん(45)。人一倍、刃の仕上がりにこだわる羽生が絶大な信頼を寄せる職人だ。

 出会いは約10年前。まだ中学生だった羽生のコーチをしていた妻を支えようと、スケート用具店を開き、靴の研磨を始めたのがきっかけだった。

 羽生はその後仙台を離れ、世界に羽ばたく。拠点がカナダに移っても、吉田さんの元には海を越えて頻繁に靴が届き、送り返す日々が続いてきた。ほかにも1日200~300足を研ぐ多忙な毎日だが、羽生は特別。「『えこひいきしてあげる』と言っている」と笑う。

 羽生の靴の刃を研ぐ職人として名が知られ、ソチ後は日本全国にとどまらず、海外からも研磨の依頼が来るようになった。共に震災を経験し、乗り越えた2人。つきあいは家族ぐるみで「絆は強い」と吉田さんは言う。もう一度、一番上へ。王者の足元が晴れ舞台で輝く。(共同)

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