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【平昌五輪】宇野昌磨、大台で追走 力強く4回転2本…フリーにも明るい兆し

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【平昌五輪】
宇野昌磨、大台で追走 力強く4回転2本…フリーにも明るい兆し

SPで3位につけた宇野は気迫の演技。フリップとトーループの4回転ジャンプを決めた=江陵アイスアリーナ(松永渉平撮影) SPで3位につけた宇野は気迫の演技。フリップとトーループの4回転ジャンプを決めた=江陵アイスアリーナ(松永渉平撮影)

 演技を終えた宇野は笑顔を見せ珍しく右手でガッツポーズをつくった。

 国際スケート連盟(ISU)公認大会で史上最多を更新するシーズン6度目のショートプログラム(SP)100点超え。自己ベストに0.70点まで迫る104.17点で3位と好位置につけ、「完璧な演技ではないけど、満足している」と手応えを語った。

 曲はビバルディの「四季」の「冬」。弦楽器の調べに合わせ、五輪のリンクで力強く2本の4回転ジャンプを決めた。

 冒頭のフリップで勢いに乗り、シーズン中に調子が下降したこともあった演技後半の4回転トーループも3回転とのコンビネーションで、しっかりと成功させた。

 樋口美穂子コーチが「4回転トーループは後半の疲れたところで跳ぶので、調整が難しい」と話していたが、何度も曲をかけて実戦を想定した場面で跳ぶ練習を重ねて苦手を克服。団体に続き、個人でも決まり、単発と連続で4回転トーループ2本を予定するフリーにも明るい兆しだ。

 堂々と演じた初の五輪の舞台。本番を迎えた心境を「今シーズンの中では一番、高ぶりがあった。少し緊張感もあった」と振り返った。

 それでも、演技を待つ間、自分に集中する選手が多い中で、この日もいつものように、先に滑った同じ最終組の羽生らの演技を見ていたという。過度な重圧はなさそうで、日本人のダブル表彰台へ期待が高まる。(田中充)

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