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【平昌五輪】妹・美帆への嫉妬、「転べ」と思ったことも…姉の意地見せたい高木菜那「スケート人生出し切る」

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妹・美帆への嫉妬、「転べ」と思ったことも…姉の意地見せたい高木菜那「スケート人生出し切る」

本番会場で練習の合間に談笑する高木菜那(右)と妹の美帆=7日、江陵(共同) 本番会場で練習の合間に談笑する高木菜那(右)と妹の美帆=7日、江陵(共同)

 14日のスピードスケート女子1000メートルで今大会自身2個目となるメダルを獲得した高木美帆(23)=日体大助手=の活躍を見て闘志を燃やす選手がいる。同競技で16日の女子5000メートルに登場する美帆の姉、菜那(なな)(25)=日本電産サンキョー=だ。初めての“姉妹五輪”で躍動する妹に負けじと、持ち前の負けん気で初レースから完全燃焼を心に決めている。(江陵(カンヌン) 大宮健司)

 「この4年間や、自分のスケート人生を全部出し切れるオリンピックにしたいので、人生で一番心に残るようなレースができればいい」。菜那はソチ大会に続く2度目の五輪を集大成と位置づけ、前回4位の団体追い抜き(決勝、21日)での金メダルと、昨年2月の世界距離別選手権銀メダルのマススタート(24日)のメダルに照準を合わせている。

 竹を割ったような奔放な性格は、クールで淡々とした美帆と対照的だが、2歳下の妹とは私生活でも仲がいい。小学生のころからスケートと掛け持ちしていたサッカーやダンスも一緒。2010年バンクーバー五輪に美帆が15歳で出場した際は、両親と3人で現地まで応援に駆けつけている。

 だが、内心は「嫉妬していた」と先を越された悔しさで一杯だった。当時指導していた北海道・帯広南商業高元監督の東出俊一さんには「(五輪のレース中に)転べって思った」と素直な胸中を明かしている。高校2年の当時は五輪代表選考会に参加もできなかった。先に天才として有名になった妹と比べられることを嫌がり、父の愛徳さんにも「比較するな」と怒ったことがあるという。

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