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【平昌五輪】スノボ銀の平野歩夢、求道者の4年間 1日1食、「勝ち続けること」が美学

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【平昌五輪】
スノボ銀の平野歩夢、求道者の4年間 1日1食、「勝ち続けること」が美学

スノーボードハーフパイプ男子 銀メダルが決まり笑顔を見せる平野歩夢=14日、韓国・フェニックス・スノーパーク(納冨康撮影) スノーボードハーフパイプ男子 銀メダルが決まり笑顔を見せる平野歩夢=14日、韓国・フェニックス・スノーパーク(納冨康撮影)

 平野はもがき続けていた。15歳で出たソチ五輪で、日本人最年少の銀メダルを獲得。そこからの4年間、銀を超える輝きだけを求めてきた。

 「自分を追い詰めてまでやらなきゃいけないものを楽しさ以上に感じていた」

 命の危険がつきまとう高難度の技を究めようとする日々に「全く楽しくない」とこぼしたこともある。

 米国では若者を中心に手付かずの雪山を自由に滑る映像制作が盛んだ。競技性を究めるのか、娯楽性を追うのか。平野は技を追い続けた。

 実家は新潟県のスケートボード場。4歳からスノーボードにも乗った。父の英功さんは大きなエアマット施設を置き、空中姿勢や踏み切りを習得できる環境を整えた。父と2人、実家と雪山の往復で技を磨いてきたからこそ、競技者としての「プライドもある」。

 求道者の一念は私生活まで変えた。1日1食に徹し、飲み物は水だけ。着地の衝撃に耐えるため、時間さえあれば腹筋を鍛えた。彫刻刀で刻みを入れたような腹部は「しんどい思いをしないと勝てない」という禁欲的な春秋の産物だ。

 一昨年、未成年選手の飲酒や大麻使用が発覚し、疑いの目は平野らにも向けられた。「自分まで関係あるかのように見られ、すごく悔しかった」。一緒にするな、という怒りのこもった言葉が印象に深い。

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