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【平昌五輪】「平壌五輪」防止策も効果なく… 認識度上がらぬ開催地 過去には「平昌」目指して平壌に到着するアクシデントも

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【平昌五輪】
「平壌五輪」防止策も効果なく… 認識度上がらぬ開催地 過去には「平昌」目指して平壌に到着するアクシデントも

花火が打ち上がる開会式=9日、韓国・平昌五輪スタジアム(納冨康撮影) 花火が打ち上がる開会式=9日、韓国・平昌五輪スタジアム(納冨康撮影)

 そうした声を受けて「C」を大文字に変えたのは、再び招致に挑んでいた2007年のことだった。2011年、国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、平昌五輪の開催が決まったが、それでも「平昌」の認知度が上がらなかったことを示すエピソードがある。

 2014年秋、ケニア・マサイ族の牛飼いの男性が平昌で行われる国連関連の会合に出席するため、経由地の北京で中国国際航空の飛行機に搭乗した。着陸体勢に入り、窓の外を眺めて、男性は初めて異変に気が付いた。近代的な大都市を想像していたのに、眼下に発展途上国を思わせる景色が広がっていたからだ。

 飛行機が平壌国際空港に到着し、多くの兵士と金日成主席、金正日総書記の肖像を目にして確信した。そこが韓国ではなく北朝鮮だと。北朝鮮に入国する査証(ビザ)を持っていなかった男性は数時間拘束された後、帰りの航空券代と罰金500ドルを支払って解放されたという。

 男性はナイロビの旅行代理店に航空券の手配を依頼した際、最終目的地が「平昌」であることだけを伝えた。旅行代理店の女性が端末に「平昌」と打ち込んだところ、平壌行きの飛行機が表示されたらしい。

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