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【平昌五輪】強風を味方に 風洞実験で競技環境を再現 国挙げ表彰台後押し

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【平昌五輪】
強風を味方に 風洞実験で競技環境を再現 国挙げ表彰台後押し

スキージャンプの飛行姿勢のトレーニングの様子。15年から、選手をつり下げて空中での空気抵抗を測定できるようになった (JISS提供) スキージャンプの飛行姿勢のトレーニングの様子。15年から、選手をつり下げて空中での空気抵抗を測定できるようになった (JISS提供)

 世界新記録を連発し、金メダル候補のスピードスケート女子団体追い抜きのチームも活用実績がある。3人隊列では選手の前後の距離より、左右のずれが大きく影響することを、改めて数値で把握。先頭交代で後方に下がる選手が隊列に接近しすぎると抵抗が増すことも確認できたという。

 JISSの山辺芳研究員は「施設の利用頻度はオープン当初の3~4倍に増えた。夏季競技の利用も増えている」と話す。現在は自転車を前後に2台並べての測定や、車いすマラソン用の車いす開発にも役立てられている。JISSでは20年に向け、さらに利便性を向上させようと、レーザーを当てて空気の流れを可視化できるシステムを開発中だ。(宝田将志)

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