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【平昌五輪】小田5位入賞 過去最高順位でも「むちゃくちゃ悔しい」 高木美帆の銀に刺激…1000メートルでメダル狙う

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【平昌五輪】
小田5位入賞 過去最高順位でも「むちゃくちゃ悔しい」 高木美帆の銀に刺激…1000メートルでメダル狙う

 平昌冬季五輪第5日の13日、スピードスケート男子1500メートルが行われ、小田卓朗(開発計画研究所)は1分45秒44で5位に入った。この種目で日本勢が入賞するのは5大会ぶりで、過去最高順位に並んだ。

 時間がたつほどに思いがこみ上げてきた。男子1500メートルで五輪の日本人最高に並ぶ5位に入った小田。「やる前にこの結果なら、よく(足を)こげたと思うけど、やってみてメダルが欲しかったんだなと実感がわいてきた。むちゃくちゃ悔しい」と笑顔はなかった。

 男子1500メートル レースを終え、歓声に応える小田卓朗=江陵(共同)  男子1500メートル レースを終え、歓声に応える小田卓朗=江陵(共同)

 0・51秒、メダルに足りなかった。「あと少しでした」と振り返り、涙をこらえた。

 金メダルを取ったナウシュと同走。前半700メートルをただ一人48秒台で入った相手に食らい付き、小田は全体2位のタイムで通過。後半は前半のオーバーペースの影響で足が止まり、ラップを落とした。「思ったより落ち幅が大きく、勝負がついてしまった」。最後は意地だけでゴールへ駆け込んだ。

 山形中央高3年でワールドカップに出場。将来を期待されたが、大学では伸び悩み、前回ソチ大会は代表から落選した。昨季は力がありながら無難に滑ることについて、日本代表のヨハン・デビット・コーチから叱責された。

 男子1500メートル 滑走する小田卓朗(手前)=江陵(共同)  男子1500メートル 滑走する小田卓朗(手前)=江陵(共同)

 今年は「すべてを見つめ直し、トレーニングも生活も、スケートのために費やしてきた」といい、集大成の年に初めて立った五輪の舞台では気迫に満ちていた。

 同じ1500メートルで前日に銀メダルとなった女子の高木美帆(日体大助手)にも触発された。「今日の悔しい思いも全部まとめて(23日の)1000メートルにぶつける」と小田。苦戦が続いた中距離界で男子にも頼もしいエースが誕生した。(大宮健司)

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