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【平昌五輪】羽生、一気にギア上げて2種類の4回転も着氷

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【平昌五輪】
羽生、一気にギア上げて2種類の4回転も着氷

公式練習で調整する羽生結弦選手=13日、江陵(共同) 公式練習で調整する羽生結弦選手=13日、江陵(共同)

 羽生が一気にギアを上げた。ほとんどのジャンプが1回転で約15分の調整にとどめた前日の練習リンクから一転、昨季の四大陸選手権以来となる五輪本番リンクで田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)らと40分間の枠をフルに使い滑り込んだ。

 ブライアン・オーサー・コーチらが見守る中、体をゆっくりと氷に慣らした。練習中盤からは3回転ジャンプを着氷。その後、4回転トーループと4回転サルコーを立て続けに着氷した。

 さらに、フリー曲「SEIMEI」をかけた場面では、演技後半の4回転サルコー-3回転トーループの2連続や4回転トーループを含む3連続のジャンプを鮮やかに着氷した。リンクサイドに戻ると、オーサー・コーチに親指を立てて好感触をアピールした。

 五輪にはギリギリの調整でたどりついた。練習後の会見で「4回転を跳び始めたのは2週間か2週間半くらい前」と明かした。年明けの氷上練習再開までは、「陸上でジャンプのフォームやイメージを作り上げていた」という。

 昨年11月の負傷以降についても、前向きに答えた。「つらかったことは特になかった。ひたすら、やるべきことをこなしてきた。(五輪では)自分が夢に描いていた舞台で、夢に描いた演技をしたい」。王者は焦りや不安を見せずに会見場を後にした。(田中充)

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