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【平昌五輪】天才少女から勝負師へ…高木美帆、個人最高の銀メダルも「うれし涙より悔し涙の方が…」見せた負けん気

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【平昌五輪】
天才少女から勝負師へ…高木美帆、個人最高の銀メダルも「うれし涙より悔し涙の方が…」見せた負けん気

女子1500メートルで銀メダルに輝き、日の丸を掲げ歓声に応える高木美帆=江陵(共同) 女子1500メートルで銀メダルに輝き、日の丸を掲げ歓声に応える高木美帆=江陵(共同)

「俺なら自分もできるって思うぞ」コーチの言葉が刺さる

 ソチ大会の代表選考会では勝負への淡泊さが裏目に出た。3種目で代表の切符を狙ったが、一枚もつかめない惨敗。表情には悔しさが満ちた。

 芽生え始めた負けん気。これに火を付けたのが、新たにナショナルチームに加入したオランダ人のヨハン・デビット・コーチの言葉だ。2年前、ベルリンで行われた世界選手権。ブストの滑りを見て高木美は「勝てないよ」と口にした。何げないつぶやきに、デビット・コーチは「同じ人間ができたことなのに、なぜ自分はできないと思うんだ」と問いかけた。「俺なら自分もできるって思うぞ」という言葉が心に刺さった。

「うれし涙より、悔し涙の方が強い」

 それからは勝つことへのこだわりを表に出すようになった。ゴール後にデビット・コーチに抱きしめられて流した涙は「うれし涙より、悔し涙の方が強い。でも、ここまでこられたって思いも少しはあってほしいな」。

 メダリスト会見ではこう語った。

 「ブストの方が強かった。でも、勝てないとは思っていない。同じ人間ができることなので、自分たちもできるという気持ちを持って臨みたい」。

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