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【平昌五輪】高木美帆「銀」 心に刺さったコーチの言葉…天才少女が勝負師に成長

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【平昌五輪】
高木美帆「銀」 心に刺さったコーチの言葉…天才少女が勝負師に成長

平昌冬季五輪のスピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得し、スタンドに向かって日の丸を掲げる高木美帆=12日、江陵(共同) 平昌冬季五輪のスピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得し、スタンドに向かって日の丸を掲げる高木美帆=12日、江陵(共同)

 23歳になって迎えた2度目の五輪で強烈な輝きを放った。高木美帆が銀メダルをつかみ、スピードスケート女子では1998年長野大会の岡崎朋美さん以来、20年ぶりの個人種目でのメダルを日本にもたらした。15歳で1000メートル最下位、1500メートル23位だったバンクーバー大会から8年。素晴らしい滑りを披露した。

 最終組で世界記録保持者のヘザー・ベルフスマ(米国)と同走しても自らの滑りを崩さずゴールした。順位を確認すると両手を突き上げ歓喜の涙を流した。

 北海道幕別町出身。兄の大輔さん、同じ平昌五輪代表で姉の菜那と一緒に競技を始め、幼い頃から地元で評判の天才選手だった。

 小柄で負けん気の強い姉とは対照的に、どこか淡々としていた。

 知人は口をそろえてかつての姿をこう評す。「人に勝ちたいとは思わず、関心は自分の道を究めること」-。父の愛徳(よしのり)さんは「学校のテストも、人より良い点を取りたいというより、解けないのが悔しくて勉強していた」と振り返る。負けても狙った記録を出せばガッツポーズし、勝ってもタイムに納得しなければ喜ばなかった。

 前回ソチ大会の代表選考会は、淡泊さが裏目に出た。3種目で狙った代表の切符を1枚もつかめず、「未熟だった」とうつむいた。

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