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【平昌五輪】難コースに挑む藤森、広野の期待値 SS第一人者・岡本圭司さんが語る

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【平昌五輪】
難コースに挑む藤森、広野の期待値 SS第一人者・岡本圭司さんが語る

【平昌五輪2018】スノーボード・スロープスタイル女子予選 風の影響で予選が中止となり、翌日に決勝を滑ることになった広野あさみ=11日、韓国・平昌のフェニックス・スノーパーク (早坂洋祐撮影) 【平昌五輪2018】スノーボード・スロープスタイル女子予選 風の影響で予選が中止となり、翌日に決勝を滑ることになった広野あさみ=11日、韓国・平昌のフェニックス・スノーパーク (早坂洋祐撮影)

 スロープスタイル女子の決勝コースはジブ(障害物)のセクションが複雑に配置され、キッカー(ジャンプ台)は空中技に必要なスピードを出しにくい高難度の設計となっている。同じコースで11日に行われた男子決勝では、強風の影響もありミスが続出。日本のスロープスタイルの先駆者で、藤森や広野とも交流があるプロスノーボーダーの岡本圭司さん(35)=写真=は「発想力が求められる」と攻略のポイントを挙げる。

 岡本さんによると、4度目の五輪となる藤森は「表現力が高く、芯が強い」選手。スノーボードクロスの選手だったが、前回ソチ大会後に会った際、「クロスに踏ん切りをつけて、自分がやってきた好きなことをやりたい」と、もともと取り組んでいたスロープスタイルへの転向への意思を話していたという。

 一方の広野はクラウドファンディングで資金を集めて海外遠征やコーチ帯同に取り組むなど努力を積み重ね、初めての五輪出場をつかんだ。岡本さんは「普通の女の子でも、頑張れば五輪にまで到達できる。強い思いを貫いて夢をかなえた」と目を細める。

 ただ、「練習でできても、大会で萎縮してしまうタイプ」で、重圧や恐怖心の克服に努めてきた。予選中止によりぶっつけ本番となる決勝に向け、岡本さんは「ミスを恐れないこと」とアドバイス。高難度の「フロントサイドダブルコーク900(縦2回転、横2回転半)」に挑む藤森とともに、積極的な演技構成を展開できるかがカギとなりそうだ。(吉原知也)

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