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【平昌五輪】物おじせず、初五輪で入賞 ジャンプ男子の小林陵、兄の敵取る飛躍

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【平昌五輪】
物おじせず、初五輪で入賞 ジャンプ男子の小林陵、兄の敵取る飛躍

男子ノーマルヒル 2回目の飛躍を終え、葛西紀明(左)と握手を交わす小林陵侑=平昌(共同) 男子ノーマルヒル 2回目の飛躍を終え、葛西紀明(左)と握手を交わす小林陵侑=平昌(共同)

 初めての五輪でも、小林陵は物おじしなかった。「普段のワールドカップ(W杯)より緊張しなかった」。ジャンプ男子ノーマルヒルで2回ともヒルサイズにあと1メートルと迫って7位入賞。「落ち着いて自分の動きができたのが大きかった」と控えめな笑みを浮かべた。

 1回目を9位で折り返し、2回目に向かう前、兄の潤志郎に「敵を取ってくる」と声を掛けた。今季、W杯で初優勝するなど男子ジャンプ陣を引っ張り、メダルも期待された兄は1回目に不運な風にたたき落とされるように失速し、2回目に進めなかった。

 小林陵にとって兄は「ずっと目標だった」。小学1年でジャンプを始めたのは、五つ年上の潤志郎の姿を見ていたからだった。凍えるような寒さに加え、強風で何度も競技が中断したが、2回目も集中力は途切れない。兄の悔しさも背負って大ジャンプを決め「トップ10がとても厳しい中で、ここに食い込めたのは大きな一歩。予想以上」と喜んだ。(共同)

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